【見守りトライくんシール】あなたの関心が、行方不明高齢者を救います！

先月の3月6日に、市内に住む認知症を患った高齢の女性が行方不明となり、電車にはねられて亡くなるという痛ましい事故が起こりました。
この女性は、市のＳＯＳオレンジネットワークが配布している【見守りトライくんシール】身に付けていましたが、発見・事故の未然防止には至りませんでした。
【見守りトライくんシール】は、以前「東大阪市社会福祉協議会で、見守りトライくんシールを配布中。SOSオレンジネットワーク(認知症高齢者見守りネット)」でもご紹介した、地域の連携で行方不明高齢者を保護するシステムです。
【見守りトライくんシール】を貼り付けた行方不明高齢者を見かけた際、携帯電話やスマートフォンでシールのQRコードを読み込むと、ＳＯＳオレンジネットワーク事務局の連絡先が表示され、その事務局に連絡をすると、登録名簿をもとに身元の確認を行える仕組みになっています。

（※画像が全て東大阪市役所公式ホームページより）
認知症を患った方の行方不明は、年間で１万人以上とも言われております。
運良く地域の方や警察に保護されても、認知症の進行具合によっては、自分の名前や連絡先を思い出せない場合もあるそうです。
このシステムが周知され、一人でも多くの行方不明となってしまった高齢者の方が、家族の元に帰られるといいですね。
行方不明になる可能性のある認知症高齢者の家族などで、ネットワークへの登録を希望する方は、お問合せ下さいね。
また、行方不明高齢者の捜索などに協力することができる事業所も募集しています。