【東大阪】大人も参加可能な社会見学!砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験へ行ってきました♪
突然ですが、小学生の頃に行った『社会見学』を覚えていますか?
大人になって『社会見学』は無縁になってしましましたが、小学校の頃の楽しかった社会見学の記憶が、今でも残っている方も多いのではないでしょうか。
《イメージ画像》
そんな『工場見学』や『製作体験』が選んで参加できる、東大阪初の『体験型観光プログラム博覧会』が開催されるんです!
その名も『ひがしおおさか体感まち博』!!!
まだ開催前ですが、一足先にどんな体験ができるのか取材させていただきました。
今回お邪魔したのは、高井田にある『株式会社 藤綱合金』さん。
こちらの会社では、砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験ツアーを体験することができます。鋳造現場体験ツアーの名前に出てくる『鋳造(ちゅうぞう)』とは、作りたい形と同じ形の空洞部を持つ型に溶けた金属を流し込み、それを冷やして固める加工法です。
今回『砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験ツアー』を案内&指導してくださったのは銅合金鋳造業『株式会社 藤綱合金』の代表、藤綱 伸晴さん(上:写真)。機械部品製造のほか、東大阪で発掘された銅鐸や銅鏡の復元も手がけられています。
さっそく作業開始。水ガラスの含まれている砂を使い、型を作っていきます。いくつか工程を重ねていきますが、1工程づつ指導があり進んでいくので、楽しかったです(*‘∀‘)♪
こんなサラサラの砂が型になるのか・・・と思っていましたが、両面しっかりガスで固めていきます。《上:画像》
鋳込み(いこみ)の為の通路も作っていきます。《下:画像》
両面を重ね合わせ、鋳込み作業へと移ります。
1200℃の炉や鋳込み作業を真近で見学できるなんてすごい企画ですね(;”∀”)
冷やし固まった型がこちら。
中を開けると・・・
こんな状態に!
ここから裏面を鏡と呼ばれる状態まで磨いていきます。
綺麗に磨き続けるとこんなにピカピカになるそうです(*‘∀‘)♪
銅鏡作りの体験時間は約3時間。2グループに分け、作業と見学を交互に行います。
砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験ツアー
日程 10月20日(土)、10月27日(土)、11月10日(土)
時間 各日9:00〜12:00定員 各日8名(最少催行人数2名)
対象者 小学生高学年以上【ものづくりの中心地高井田で、1200℃を体感】
本物の銅鏡作り体験! 銅鏡作りは「藤綱合金」の前身である「上田合金」時代から行われており、完成した銅鏡は神社へ奉納されていました。体験では銅鏡の砂型を作っていただきます。鋳込み作業、型ばらし、切断、粗削りをスタッフが行い、ご自宅で完成できるように磨き方もレクチャー。1200℃の炉や鋳込み作業などを見学いただき、鋳造についても解説します。当日は2グループに分け、作業と見学を交互に行います。※上記詳細、お申込み方法は『ひがしおおさか体感まち博』HPより
砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験ツアーは、実際に銅鏡作りと、鋳造についての解説があり、1200℃の炉や鋳込み作業などをすぐ近くで見学することができます!もちろん作った銅鏡は持って帰ることができます。
その日で完成と言うよりは、家に持ち帰ってピカピカに磨いて完成になるので、より愛着がわきますね!
今回体験させて頂いた『砂型で銅鏡作り&鋳造現場体験ツアー』だけでなく、『ひがしおおさか体感まち博』では色々な企業の見学や体験に参加することができます。
《レザークラフト体験の様子》
東大阪初の体験型観光プログラム博覧会だからこそ、実現した特別企画です!!!食、スポーツ、文化、芸術などジャンルも沢山あるので、お好みの体験プログラムを見つけて、東大阪の魅力を再発見してみてくださいね!
開催場所場所 株式会社 藤綱合金
東大阪市高井田本通1-6-3
近鉄奈良線・大阪線「布施」駅から徒歩約15分
(記事:なかしまあすか)